2012/01/14

2012/1/12 少女時代を好きな理由

昼からの映画をみるつもりがいつものように二度寝してしまい、14:30からの『君と別れて』だけみることにする。

じぶんは成瀬が好きだと思ってたけど、清水宏の『港の日本娘』をみたあとでは、なんだかあやしくなってきた。恥ずかしながら清水宏は『泣き濡れた春の女よ』と 『港の日本娘』しかみたことがないので、これから清水宏の映画が上映される機会があったら積極的にみることに決めた。

帰り際に改装中の東京堂書店に寄ったら、シモーヌ・ヴェイユ特集の現代詩手帖特集版が出ていたので買う。 とてもうれしいことなのだけど、同時にとてもいやな思い出を思い出した。
2010年9月に六本木の青山ブックセンターで行われた今村純子さんの『シモーヌ・ヴェイユの詩学』刊行記念トークショーに行って、そのトークショー自体はよかったのだけど、そのあと会わなくてもよいひとに会って信じられないことを頼まれた。さっきまでの高潔なきぶんは地球の裏側あたりにとんでった。そのあとそのひととは縁を切った。ヴェイユのことを考えるたびにこの最悪な日のことも思い出すのかと思うと腹が立つ......
あれからずいぶん時が経ったので許してやってもいいかとも思っているのだけど、顔をみると気分が悪くなるのでやっぱ無理なんじゃないだろうか。


気分を変えて少女時代の話をすることにする。

 少女時代って、セーラームーンみたいだと思いませんか。わたしは似てると思うんですけど、どうですか。シングルになっていないアルバム収録曲を聴いていて、さらにその思いが確信に変わりました。それで、誰がセーラームーンでだれがマーキュリーマーズジュピターヴィーナスなのか当てはめてみようと思ったんだけど、メンバーの性格をよく知らないし、髪型もよく変わるし、当てはめ不可能だった。

サイレント映画をみる前後に少女時代を聴いているのでその切り替えの素早さにじぶんでも感心してしまいます。さいきんようやくメンバーの顔と名前を完璧に一致させることができるようになったので、ますます楽しい。メンバーの名前を覚えると、ひとりひとりの良さがわかって全員を好きになってきました。これはコンサートに行く日も近いかもしれない。

そうそう、この前帰省先からの帰る新幹線で、「ずっと考えてたんだけど、どうして少女時代が好きなのかってことを」って奴に打ち明けたら呆れられた。何か重要な話をすると思ったらしい。


少女時代のみなさん

▶『君と別れて』成瀬巳喜男(1933年)/神保町シアター/伴奏:神崎えり

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