2012/01/26

2012/1/18 第一回若草会

のろのろした1日。起きられずに映画をみ逃す回数は一年に一体どのくらいなんだろう...早起きは三文の得と言うけど、そうだとしたら3×Xでずいぶん損してるな。ああ。

夕方からの約束の前に、20日に迫る父の誕生日のプレゼントを渋谷で探すが気に入ったものが見つからず。子どもへのプレゼントも難しいが、男性へのプレゼントも同じくらい難しいなあ。

そしてきょうのメインイヴェント、若草会。ツイッターをやっていたときに知り合った、古い邦画が好きな女子たちとの初会合!うら若き乙女が4人ということで若草会(若草の会?)。わたしは実年齢では上から3番目なのだけど、キャラ的に若草物語でのエイミーということになっている。

うち2人のお姉さんズとは既に会っていて、もう1人の純乙女(山形のような田舎からは絶対生まれない乙女のなかの乙女!) とはツイッターでお話はしていたけれども会うのは初めて。映画を話の種にすると、初めてあったとか年齢とか関係ない、というか壁が消える。おいしいごはんとお酒といっしょに、そのうれしい気持ちも飲み込んで身体に染み渡りました。だって、高橋貞二の話が通じるんだぜ?!

いまはやめたけれど、こんな出会いをもたらしてくれたツイッターに大感謝。会合から帰って寝ようとしたけど、興奮し過ぎて眠れなかった。

2012/1/17 よよよと泣く富士子

この日は神保町シアターに『情炎』をみに行きました。

『情炎』より4年ほど前の山本富士子
それが、勝新がなんだか頼りないお兄さんで、なんだか肩すかし。わたしにとっての勝新って粗雑で器がおっきい感じなのに...一番わたしの苦手系男子だった。中村錦之助も似たような役をよくやるけど(=頼りない男子)、錦之助だったら許せるのになあ。不思議だわ〜。そして山本富士子はさすがです。よよよ泣きをさせたらナンバー1(わたし調べ)。

 (以下は内容に細かく触れているので、これからみたいひとは読まない方がいいです!)


勝新に少々がっかりしながらみていたのだけど、後半になると目から水が。周りからも嗚咽が聞こえ始めた。下宿屋の娘の罠や船越事件などが起こり、どんどん富士子が追いつめられていく。わたしのなかのクライマックスは、お世話になった新聞社の先生が、新聞で富士子に向けたメッセージを掲載していたことがわかったところ。その優しさに、それを読んだ富士子の気持ちに、、もう涙腺は崩壊だった。手元のハンカチで鼻水ふいたよ。
だけど新聞社の先生のメッセージもむなしく富士子は自殺してしまい、絶望のなか映画が終わるのでした。


 ▶『情炎』衣笠貞之助(神保町シアター)

2012/01/18

2012/1/16 再びの歯医者

朝10時に治療の予約という恐ろしいスケジュール。お昼からの映画がみたかったから自業自得なんだけど。そのおかげで眠い一日だった。

先週から通い始めたクリニックの方針は後戻りできる治療から先にやることらしく、歯を削る治療はあとまわしなのだそうだ。以前通っていたところはとりあえず削る先生だったので、削らない治療は新鮮なので先生に任せることにする。

前回、痛みのある歯には虫歯はないと言われたけれど、やっぱりあるかもしれないらしい。でもいろいろ説明され、虫歯の可能性より先に歯ぎしり(食いしばり)があるかどうかを見極めることに。ということで部分的なマウスピースをつくることになって型取りをした。1週間後のできあがりがたのしみ。

思い起こしてみれば、確かに歯を食いしばってるかもしれない。でも歯だけじゃなくて、全体的に、いつも身体のどこかに力が入っている感じ。


311の震災をきっかけに、わたしのなかがいろいろおかしくなってるなーと感じている。
まず、地震の夢をよくみるようになった。それから、家にひとりでいると不安になることが増えた。

地震が起きたときわたしはひとりで家にいて、部屋を出ると、お向かいに住んでいる男性が息子を抱きかかえているところに遭遇したので、いっしょに非常階段を降りて外に出た。そのあと一度互いの部屋に帰ったけれど余震が続いたので、お隣のお父さんと小学生の息子といっしょに近所の公園に行ったり、病院のロビーでニュース映像をみたり、ファミレスで晩ご飯を食べたりした。同居人の帰りは深夜になることを話したら、できるだけ遅くまでいっしょに過ごしてくれた。もしひとりきりだったら一体どのように過ごしていただろう。

『ヒア・アフター』をみた日の夜ですら津波の夢をみるような人間です。あんな大きな地震が起きて何もないわけないよねー。心療内科を受診しなければならない程度ではないと思うし、自然に少しずつ改善していけばいいなあと思っています。歯のためにも歯のくいしばりだけは早く治ってほしいですけど。


この日にみた『情炎』の感想を書きたかったけど長くなってしまったので今度書く事にする。

2012/1/15(2) そねこと庄造とふたりのをんな

前回書き忘れていたこと。

日曜日に表参道で髪を切って、そのあと青山界隈をぶらぶらしていた。大通りを歩いていると、目の前に、どこかでみたことのある顔が現れました。みてすぐは思い出せなくて、でも知ってるよなこの顔〜と思ったので凝視したらその顔のひとと目が合いました。あ、目が合った、と思うと同時に誰なのか思い出しました。川久保玲でした。

ひと昔前のわたしなら歓喜していたでしょうね。いまでもじゅうぶん喜んでることは喜んでるけど。なんだか懐かしい人をみかけたような気分でした。

そのあと渋谷のタワーレコードに行ったら、pj harveyの新譜コーナーに設置されているTV画面で彼女の映像を流していた。その新譜はもう買ったのだけど、奴の物色はまだ時間がかかりそうだったしわたしはそのコーナーの前でぼーっとTV画面をみていたんです。そしたらpj harveyがわたしの方をみて(=もちろんカメラをみて、ですが)にっこり微笑みました。映像はもう終盤だったらしく、そのあとすぐにクレジットが流れた。天使かと思った...その場からしばらく動けませんでした。

とういうことでタイトルの「ふたりのをんな」は川久保玲とpj harveyのことなのでした。どうにか「庄造」のところをうまく言い換えたかったのだけれどわたしにそんな芸はなく。わたしにもっと笑いの才能があったらなあ。

2012/01/16

2011/1/15 だからオチはないんだってば

突然ですが、このブログはほとんど校正してません。もちろん3回くらいは読み直して変なところは直しますけど、構成考えたりめんどくさいことはしません、もう。そういうの疲れました。誰かに読まれてどうこう思われるとかそういうのに気持ちを注ぐのも疲れました。感傷的に書きたがる時代もありました。いまでもたまにそういう癖が出てくるときもあるけれど、そういう気分のときはそういう気分のままに書けばよいのだと思うようになりました。一貫性を持とうとすることを止めようと思いました。

ブログはブログでこのように楽観的に行こうと思っておりますが、現実のじぶんはどうにかするべく努めなければなりません。

今年30になります。恐ろしいことに。

確か20歳前後だったと思うけど、もうそのころからわたしはじぶんの将来性のなさを自覚しており、じぶんは後咲きなのだから焦らずやればいいのだなんて思っていたのですが、それがいけなかったようで。マイペースが裏目に出ました。今年30歳なのに、何かをやり遂げたとか、自慢できるような仕事をしてきたなどということもない。 この10年いったい何をしてきたのだろうと過去を振り返りそうになりましたがいまはやめときます。あした月曜日だし、暗い気持ちで一週間を始めたくないので。





ちかごろのこと

*住んでる建物の廊下がここのところ毎日キムチ臭い。日によってただのキムチだったり、イカみたいな匂いが混ざっていたり、肉っぽかったりするけどベースはキムチ。 わたしの住まい以外に同フロアにはふたつの部屋があり、ひとつには30歳前半くらいのカップルが住んでいて、もうひとつの部屋には小学生男子と突然出現した赤子を含む核家族が住んでいる。

*髪を切ったら灰野敬二というより原田郁子に近くなった。ここまで短い前髪は初めてのことなのでちょっと照れる。

*妹(真ん中)から、きょうのちびまる子ちゃんはみたかというメールがきた。とても面白かったらしい。みれなくてざんねん。 

*ヒヤシンスの水栽培をしたいなと思っているのに、球根を買うのを毎日忘れる。このままでは夢のヒヤシンス栽培になってしまう。というかどこに売ってるの? 

2012/1/13 そね子歯医者に通う

先週末あたりから歯が痛んでいたのだけど、歯医者嫌いなので我慢していた。が、いよいよ我慢できないくらい痛んできたので意を決して近所のクリニックの予約をとった。前に通っていた大崎駅付近のビルのなかに入ってるところに行こうかと思っていたのだけど、今更ながら口コミを読んでみたらおもわしくない感触。結局口コミうんぬんよりも遠いのであっちはやめて近所の通いやすいところを選んだ。

そこの院長さんのブログを読む限りいいひとそうだったしクリニックの前にメッセージの書かれた黒板(モスバーガーとかに置いてあるやつ)も通う楽しみになりそうだ。実際行ってみたらこぢんまりとしていてゆるやかな時が流れていたので、怖がらず通えそうな気がする。

歯は虫歯ではないらしい。歯がぐらぐらしていて炎症を起こしているみたいだけどレントゲンではよく見えないそうな。歯ぎしりが原因かもしれないけれど、確かではないらしかった。とりあえず抗生物質飲んで様子見。帰って奴に聞いてみたら、昔は歯ぎしりしている時期もあったらしいが、さいきんはしていないらしい。はてな。

今回の痛みとは関係していないみたいだけど親知らずが虫歯になっているらしいので、そのうち抜くことになるかもしれない。わたしの親知らずは4本ともまっすぐ生えているので痛くならないなら抜かなくてもよさそうな感じなのだけど、2年くらい前に1本虫歯になったので抜いたのだった。あのときは爽やかに抜けてくれたので、あんな感じで済むなら全部抜いてしまってもいいかもしれない。

ところできょうはまた寝過ぎて映画を棒に振った。いやになるよもう。。


追記。ここまで書いたところでまたもやタイムカプセルが気絶して更新できなかった。 朝起きたら奴が復活させていたが、どうやっているのだろう。わたしは機械と意思疎通ができないので機械とともだちになれる性分のひとがうらやましくて仕方ない。

2012/01/14

2012/1/12 少女時代を好きな理由

昼からの映画をみるつもりがいつものように二度寝してしまい、14:30からの『君と別れて』だけみることにする。

じぶんは成瀬が好きだと思ってたけど、清水宏の『港の日本娘』をみたあとでは、なんだかあやしくなってきた。恥ずかしながら清水宏は『泣き濡れた春の女よ』と 『港の日本娘』しかみたことがないので、これから清水宏の映画が上映される機会があったら積極的にみることに決めた。

帰り際に改装中の東京堂書店に寄ったら、シモーヌ・ヴェイユ特集の現代詩手帖特集版が出ていたので買う。 とてもうれしいことなのだけど、同時にとてもいやな思い出を思い出した。
2010年9月に六本木の青山ブックセンターで行われた今村純子さんの『シモーヌ・ヴェイユの詩学』刊行記念トークショーに行って、そのトークショー自体はよかったのだけど、そのあと会わなくてもよいひとに会って信じられないことを頼まれた。さっきまでの高潔なきぶんは地球の裏側あたりにとんでった。そのあとそのひととは縁を切った。ヴェイユのことを考えるたびにこの最悪な日のことも思い出すのかと思うと腹が立つ......
あれからずいぶん時が経ったので許してやってもいいかとも思っているのだけど、顔をみると気分が悪くなるのでやっぱ無理なんじゃないだろうか。


気分を変えて少女時代の話をすることにする。

 少女時代って、セーラームーンみたいだと思いませんか。わたしは似てると思うんですけど、どうですか。シングルになっていないアルバム収録曲を聴いていて、さらにその思いが確信に変わりました。それで、誰がセーラームーンでだれがマーキュリーマーズジュピターヴィーナスなのか当てはめてみようと思ったんだけど、メンバーの性格をよく知らないし、髪型もよく変わるし、当てはめ不可能だった。

サイレント映画をみる前後に少女時代を聴いているのでその切り替えの素早さにじぶんでも感心してしまいます。さいきんようやくメンバーの顔と名前を完璧に一致させることができるようになったので、ますます楽しい。メンバーの名前を覚えると、ひとりひとりの良さがわかって全員を好きになってきました。これはコンサートに行く日も近いかもしれない。

そうそう、この前帰省先からの帰る新幹線で、「ずっと考えてたんだけど、どうして少女時代が好きなのかってことを」って奴に打ち明けたら呆れられた。何か重要な話をすると思ったらしい。


少女時代のみなさん

▶『君と別れて』成瀬巳喜男(1933年)/神保町シアター/伴奏:神崎えり

2012/01/13

2012/1/11 おこもり脱出

メインの写真に使われているのが『港の日本娘』です
年末からのひきこもり(今風に言えばおこもり)が年明けになっても回復しておらず、この日はようやく今年初の映画館での映画鑑賞に成功。久しぶりの娑婆って感じ。

 一本目は成瀬の『生さぬ仲』。岡譲二と奈良眞養がいい!岡譲二はダンディーだし奈良眞養はトニー・レオンみたい。涙を誘う物語だけれど、わたしはそこまで感情移入できず。デパート好きなので当時の三越に興奮した。
 (Yココさんに誤った情報を流してしまいました。正しくは岡譲司!川津さんは同じタイトルの別作品の配役でした)

二本目にみた『港の日本娘』がこれまたすばらしくて、まだ1月だけど今年の旧作ランキングのナンバーワン候補。劇場の映写環境の影響で画がうまくでない(そのようなことを前にどこかで誰かが言っていたような気がする。確かに画のバランスがよくない。右側の空間がありすぎる)のだけど、それでもひとつひとつのカットがすごかった。感動した。最初の方は乙女路線で、おや、苦手な感じかなとうっすら思ったけれど、物語が進むにしたがって乙女は女になり最初の軽やかな青春はあとかたもなくなる。

久しぶりにサイレント映画をみて、改めて映画の画の力を思い知った気がした。もっともっと、サイレントがみたい。
それから、またしても夜の女映画に惚れてるじぶんがおり、軽くため息。どうしてわたしは赤線とか情婦とかそういうもんに弱いんだろう。今年はそれを少しでも究明できたらいいなあ。

▶『生さぬ仲』成瀬巳喜男(1932年)/神保町シアター/伴奏:柳下美恵
▶『港の日本娘』清水宏(1933年)/神保町シアター/伴奏:柳下美恵

2012/01/12

2012/1/8-9 一泊二日山形帰省

昨日少女時代のアルバム(と原田芳雄のアルバム−『われに撃つ用意あり』のテーマ曲「新宿心中」が入っているから奴が買った−)をようやく買ったのに、家のハードディスクが壊れたんだか機嫌悪かったのかよくわからんけども曲を入れる作業をしてくれなくて、あわや旅のお供に少女時代♡を満喫できないところだった。家を出る朝にどうにか持ち直してくれたのでここぞとばかりに奴がぶっこんでくれたので感謝。

赤羽駅のエキュートに入ってるはらロールでロールケーキをお土産に買おうと目論んでいたのに新幹線の時間に開店時間が間に合わず買えなかった。ロールケーキ好きの妹に食べさせてあげたかったのになあ。次回がんばる。大宮駅でひよこ(久しぶりに買った)その他を買ってつばさに乗って山形へ。 福島あたりから雪が見え始め、実家の最寄り駅であるさくらんぼ東根駅に降り立ったらふわふわの雪がゆったりと空を舞っていました。

家族は親戚の家に新年の挨拶にでかけているというので、駅の近くの蕎麦屋で昼飯を食う。わたしと真ん中の妹はざる、奴は温かい肉蕎麦。やっぱ山形の蕎麦はうまいぜよ。

実家に着いても誰もいないので、飼ってる犬に挨拶にしに行ったらえらく吠えられた。わたしを忘れたのかもしれない。怒ったりなだめたり説き伏せたら理解したのかしらんが吠えるのをやめた。犬だけではなく、姪も母親に「かおりちゃんの顔忘れちゃった」と言っていたらしい...。とてもショックだ。甥も再会したら近寄ってきてくれないでやんの。前の帰省から4ヶ月ほどしか経っていないのに...。しかも今回は奴を連れていったので、わたしよりも奴に関心を持ってしまい、わたしはほぼほったらかしにされた。

姪が描いた絵。 105ってなんのことだろう。
そんなこんなでキムチ鍋食べたりウノしたりページワンしたりウノしたりウノしたりウノしたりボーリングしに行ったりまた蕎麦食べに行ったりウノしたりで一泊二日の帰省はあっという間に過ぎ去った。

そういえば今回の帰省でとても重要なことが発覚した。それは両親、末の妹一家、妹 、わたしたちでボーリングに行ったときのこと。なんと、わたしは、ボーリングの球の穴に入れる指を間違えていた!29歳のいまのいままで、わたしは親指と人差し指と中指を使って球を投げていたのだが、正しい指は親指と中指と薬指らしい。どうりで親指の爪が削れるわけだなあ。びっくりだよ。どうしていままで誰も教えてくれなかったんだろう。


2012/01/07

2012/1/6 雪の下にんじんはとても甘い

わたしがよく眠るのはいまに始まったことではないのだが、それにしてもここ数日の朝の眠気がすごい強敵で困っている。気付くと昼。

今週から始まった昼ドラにお気に入りの俳優さん(佐野和真さん)が出ているので、のめり込まない程度に!とじぶんに言い聞かせながらちらちらみている。毎日放送するドラマに見入ってしまうととんでもないことになるので気を付けなければならない。

 夕方、銀座へ。初めて博品館に行ってみた。姪と甥へのクリスマスプレゼントを何にしたらよいのか決められず、とりあえず絵本は送ったものの保留にしていたので。姪には木琴、甥には太鼓を買って送った。


子どもへの贈り物って大人に贈るときより難しい。きょうの場合は妹の子どもへの贈り物だからそんなに親の好みを気にする必要はないけれど、友人知人の子どもに贈る場合はまた違う(と思う。まだそんな機会がほとんどないので)。家には家のルール、ーぬいぐるみは買い与えないだとか、キャラクターものはだめ、とかーがあるだろうから、無闇に変なもんを贈ることができない。

じぶんが子どもだったときは何をもらったら嬉しかったのか思い出してみようとしたけど、贈り物をもらったその瞬間に嬉しかったかどうかって覚えていなかった。のちのち大切にしているものはあるけれど、それは大好きなひとにもらったものだからであって贈り物自体に喜んだのかはわからない。ちなみにそれはおばあちゃんにもらったうさぎのぬいぐるみ。黒地に小花模様が入ったワンピースを着ている。もちろんいまも持っている。

当時ではなくて大人になった今現在、あの贈り物はありがたかったなあと思うのは、親がくれた箱いっぱいの絵本と児童書。確か出版社がセレクトしたもののセットだった(というようなことを聞いたような気がするが確かではない)。あの箱にはほんとうに素晴らしい本がたくさん詰まっていた。

こういう思い出があるから姪と甥にも何かと絵本を贈るようにしているのだけど、 これが困ったことに、どんな絵本を贈ったらよいかわからないのである。じぶんが好きだった本を贈ればよいのだろうけど、なにぶんまだ4歳と2歳。幼児向けの絵本を読んだ(読み聞かせてもらった)記憶がない。


そんなこんなで贈り物をふたつ選ぶのに散々迷ってフロアからフロアを何度も往復しうろちょろしたので、他にも買物の用事があったのにタイムオーヴァー。松屋の地下に入ってるりょくけんの旬菜弁当を買って帰宅。

りょくけんのお弁当にはほんとうにお世話になっている(池袋と銀座にしかないのでタイミングが合わないと買いに行けないけれど)。1月の旬菜弁当にはとっても甘い雪の下にんじんのきんぴらが入っており、にんじんが大好きなわたしにはとても嬉しいお弁当だった。お弁当といっしょに袋に入っていたりょくけん通信によると、1/8-30まで雪の下にんじんフェアがあるらしい。そして2/1-3は野菜の恵方巻が出るとのこと。食べたい!!


奴は珍しく帰りが早かったので、録画していた若松孝二の『われに撃つ用意あり』をみ始める。奴さん、就寝前には原田芳雄がうたっていた映画のテーマ曲をyou tubeで聴いていた。


▶『われに撃つ用意あり』若松孝二(1990年)/衛星劇場

2012/01/05

2012/1/3 映画初め

夜、録画していた『抱かれた花嫁』をみる。映画初めは高橋貞二ですよ。
なんだか思ったより貞二の出番がない...?というか、ヒロインの有馬稲子もあんまり出てこないぞ。ちょっとむずむずするけど、佐田啓二がいないので貞二がモテモテっていう設定に顔がにやける。『空かける花嫁』も録画した。たのしみ。
高橋貞二の画像を検索してもほとんどみつからないし、ひさしぶりに早稲田の古本屋に行きたくなった。あそこで買った高橋貞二のスチール写真は宝物です。

▶『抱かれた花嫁』番匠義彰(1957年)/衛星劇場

2012/1/2 初夢は少女時代

初夢の内容はその日のうちにメモしておくべきだった。これを書いているのは1/5で、どんな夢だったのかもうほとんど忘れてしまった。覚えているのは、少女時代のコンサートに行ったことと、姪が泣いていて、わたしに抱きついたこと。

さいきん少女時代が気になっている。世間のブームと時期がずれているのはじぶんがひねくれているからだろうか(レディー・ガガもそうだった)。お気に入りの曲は「MR.TAXI」で、 最初はユナが好きだったのだけどいまはサニーに夢中。奴にCDの購入を嫌がられているけれど、そのうち隙をみて買うつもりでいる。

sunnyかわいいな


夜は、昼過ぎからの頭痛がひどくなって、鎮痛剤を飲んでたっぷり眠った。

2012/1/1 神田明神に初詣に行く

神田明神に初詣に行く。東京で年越しをすることが滅多になく(確か二回目)、そして正月に神社へ行くのも初めてのことで、いったいどこに行ったら良いのか迷っていたのだけれど、ふだんよくでかける神田(神保町)に行ってみることに決めた。別に初詣なんて行かなくてもいいと言う出不精の奴をよいしょして、神保町駅から歩いて神田明神へ向かう。

予想以上にひとが並んでいる。列の最後が見えない。神田明神のまわりを並んでぐるぐる歩いてようやく境内に入ると、今年最初の大きめの地震。いままで地震が起きるとツイッターの地震速報で確認をしていたが、きのうでアカウントを削除したので震源地や震度をすぐに確認できず。同じく境内にいた周りのひとたちの会話から情報を得た。

お参りして、お守りを買って、おみくじを引くなどして、一通り初詣を満喫した。神保町まで戻って、正月でも開いている喫茶店で休憩して帰宅。背が高くて不安定なCDの棚が心配だったが、立て掛けていた紙ジャケ(T−REX)が一枚前のめりになっていただけで地震の被害はなかった。

*後にわかったことだけど、神田明神は商売の神様らしい。わたしは無職だし奴の商売は客が増えたら世の中的には困る商売なので、ちょっと選択間違ったかもしれない。