2012/08/21

2012/8/20 誰かへ(?)

このブログの存在理由がわからなくなってきた今日このごろ。それでもここをのぞいてくださっている方(方々?)いかがお過ごしでしょうか。暦の上では秋ですが、東京はまだまだ暑いです。山形も暑かったけれど、都心では風通しが悪い上、コンクリートに照り返されてむしむしじりじり暑いのです。

(いま、ショートカットキーを使おうとして間違えました。仕事をやめてからパソコンに触れる時間がぐっと減り、文字を入力する際のブラインドタッチはまだできるもののショートカットキーはもう駄目です。使わない能力はどんどん失われていくのだなあと思います。)

日中道を歩いているとぼーっとしてまぶたがおりてくるのですが、夏ですので蝉が突然近くに現れたりすることがあります。ゆるんでいた神経が、蝉のせいで突如敏感になり肩に力が入ります。大変な迷惑。きょうひさしぶりに足がつったのは、蝉から逃げるためにふいに駆けたせいだと思います。サンダルだったので、うまく走れなかったし。

きょう新宿の地下道を歩いていて、身体がななめに傾きました。立ちくらみや目眩というものは血の気がひくような、くらりと傾くものですが、きょうの身体の傾きはそのようなものではなく、身体が何か引っ張られるような感覚のものでした。わたしはときたま、特に新宿でこのような状態になることがあります。相性が悪いのか、何かあるのか、わからないけれど(それとも地面が傾いてるのかな)。

一週間ほど帰省していましたが日曜日に東京に戻り、何事もなかったように同じ日々を過ごしています。 山形では二度花火大会をみに行きました。太ももまでだけれど町民プールに入ったし、スイカを食べたし、浴衣を着たりした。姪と甥を抱きしめたり叱ったりした。たのしくて、でも退屈でもあって、それは帰省する度に感じることで、だからいつものように過ぎ去った。次に帰省するのは正月になると思う。年々、帰省する回数が減っているような気がする。いままでが多過ぎたのかもしれないけれど。

浴衣は実家で母に着せてもらったのだけれど、帯が麻の袋帯で扱い辛い上、母の結んだことのない結び方をリクエストしたこともあって着付けが思ったよりもすんなりといかず、少し不満が残りました。やっぱりじぶんで着ることができないと駄目だ。

ひさしぶりに浴衣を着たことで、抑えていた着物に対しての欲望が開花してしまいました。浴衣を一着(と数えるのだろうか?)手に入れることで興味が薄らいでくれたらよいなと思っていたのですが、うまくいきませんね。これまではデパートの呉服売場をのぞいて頭をお花畑にしていましたが(特に銀座三越のセレクトがすごく好きです)、今後はそこから飛び出してじぶんの身体を舞台にしたお花畑がみたいものです。

着物というと思い出すのは幸田文の『きもの』なので、幸田文のまだ読んだことのない本を買って持ち歩いています。地元で探したけれど売っていなかったので、東京に帰ったらすぐ買いに行きました。本は新しく出版されたものほど良いというものではないので、どうか書店さんは、中身のない新刊を置くスペースがあるのなら替わりに名著を並べてください。

つらつらと永遠に書いてしまいそう 時間をかけて。
二夜連続で化粧を落とさないまま眠ってしまうと困るので、きょうはこのへんで。
またそのうち。

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